NENRIN やさしくて、つよい会社。越井木材工業。
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NENRIN やさしくて、つよい会社。越井木材工業。
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代表取締役社長 越井潤
代表取締役社長 越井潤
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「経営理念」
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地産外消(ちさんがいしょう)が我々の求める理念です。


今、日本国内の森林は荒れています。森を守るということは、大雨などで発生する土砂災害を防ぐだけでなく、都市生活者の水源を守ることにつながります。森を守るためには、適切な計画に基づいた伐採と木材利用の推進が必要です。その木材利用は、潜在需要の大きい都心部で広めていく必要があります。都心部で木材利用を推進することで山間部へ還元する、そして都心部と山間部の共存共栄を図る、それが地産外消に込められた想いです。

さらにその木材利用をできるだけ付加価値の高い方法で実施することで、山へ還元する価値を増やすことができます。木材の良さを残しながら、欠点を補う加工技術を追加することで木材製品の付加価値を高める。それが我々の技術開発の目的です。サーモウッド技術を利用した建築物の外装材、ウッドデッキ、木製サッシなどの需要を広めていくことは、山への還元につながります。

また、山へ還元するためには地元で林業、製材業を営む仲間たちや、都心部で木材を販売する仲間たちとチームを組んでやる必要があります。利他共栄、それがわれわれが行動規範とする考え方です。
ただし我々は国産材だけを扱っているのではありません。輸入材も適材適所に利用していきます。特にカナダの木材、植林をしているマレーシア始め東南アジアの木材もその特性に応じた使い方を継続、発展させていくことが重要と考えています。

付加価値の高い木材利用を通じた、地域貢献と環境保全、それが我々の描く社会です。

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「求める人材」

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会社とは何をするところでしょうか?
働いて給与をもらうところ、社会や地域に貢献するところ、でしょうか?もちろんこれらすべて正解ですが、一番重要なのは、
会社は価値を創るところだということです。

会社の3要素というのがあります。

まず、会社の進むべき道、方針、理念、ビジョン、そういう言葉で表現されるものです。1年後、5年後、10年後、この会社はどのように変わっているのか。この会社では木材利用を通じた森林再生、山への還元を一つの方針としています。

二つ目、その方針、理念を実現するための「しくみ」、ルール、規範、標準という言葉で表現されるもの。JAS(日本農林規格)で定められている製品、工場の環境基準、安全作業など、法律で決まっているルールをどう守るか、守らせるか。口で言っているだけではだめで、ルールを守るしくみが必要です。また、お客さんと取り決めたルールがあります。たとえば品質の取決め。そして会社独自のルールがあります。初めてのお客さんとの取引条件の決め方など。それらのルールを守るしくみが必要です。ところが、商売のしかた、扱っている製品、お客さんが変わると、しくみが追いつかない場合があります。しくみは常に見直しして、補充していかなければなりません。優れたしくみにはダブルチェックの機能がついています。

三つ目はそのルールを実行し目標を達成する「人材」の育成です。人を教育し、人を育てること。人に役割を与えること。責任と権限を与えること。

これら3要素はみんなを巻き込まないとできないことです。待っていて上からふってくるものではありません。しくみは常に見直し、補充していく必要があります。足りないところ、変えるべきところはみんなで意見を出して、変えていかなければならない。 人材の育成はそれぞれの現場において、それぞれの立場に応じて、実施していかなければならない。それができるのが強い組織、強いチームとなります。

さて、この会社の3要素、方針、しくみ、人材があればそれで十分でしょうか? もう一つ、価値の創造が必要です。

この価値の創造が会社の根幹になると私は考えています。少し具体例を挙げて話をします。サーモウッドという技術があります。薬剤を使わずに防腐性、寸法安定性が改善されるすばらしい技術です。最初の数年間は売れませんでした。チラシをつくり、雑誌広告を出したり、商社に提案に行きましたが、「高いと売れないよ」と言われました。 商社にとってはサーモウッドの価値は価格だけでした。数年前から我々は発想を変えました。サーモウッドという材料を売るのではなく、「理念」を売ることにしました。

節が無い材料を無地材といいます。和室の造作材などに使われ、節のある材料よりも価格は高い。しかし近年無地材の用途が減少し、高く売れない。われわれはそこに注目しました。無地材をサーモ処理することで外装材や木製サッシなどの新たな用途がつくれる。そうすることで無地材の単価を引き上げることができれば、地域材、国産材の付加価値を上げことになり、ひいては山へお金を還元できるのではないか。さらに都心部での用途を増やすことで、山間部と都心部の共存共栄を図れるのではないか。われわれが提唱する「地産外消」という理念です。
こういう理念を買ってくれるのは従来のお客さんではありませんでした。サーモウッドの生産、販売が増加しているのはサーモウッドという材料が評価されているのではありません。地産外消、山への還元という理念が評価されているからです。サーモウッドはその裏付けとなる品質・技術です。これが私のいう「価値」です。

売れない、利益が出ないとしたら、それは「価値」を見いだせていないからです。 本当にお客さんが求めている価値は何なのだろうか?それを見抜かないとものは売れません。われわれが良いと思っている価値、それはたいてい品質や技術などの押し付けが多いのですが、それが、お客さんが期待している価値と合致していなければ、ものが売れません。そしてさらにやっかいなことは、お客さんにその価値を聞けない場合が多いということです。
「価値の創造」、価値を見つけること、これは広大な砂漠のなかに埋もれた宝物をさがす作業に似ています。しかし宝のありかを教える地図はありません。そしてこの宝を探し当てた人が成功するのです。

会社の3要素、方針、しくみ、人材をしっかり作りこみながら、同時に「価値」を探し求める会社、
そういう会社でありたいと思っています。

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