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植林事業

Afforestation
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マレーシア/アカシア・ハイブリッド植林事業


持続可能な森林経営を目指して

私たちはマレーシア・サバ州で、サバ州政府との合弁によるアカシア・ハイブリッドの植林事業に取り組んでいます。

[アカシア・ハイブリッド植林事業とは]
・「アカシア・ハイブリッド」は10~20年で利用できる大きさに育つ早生樹であり、かつ強くて硬い木という非常に珍しい木
・緑化・パルプチップ用ではなく、建築・家具用材を目的とした産業植林で
・南方産広葉樹の産業植林は、世界で初の取り組み
・植林、育林、木材製品の加工(合板生産)工程により、地域の雇用を創出できる

アカシア・ハイブリッドの断面

アカシア・ハイブリッド植林事業の歩み


1.アカシア・ハイブリッドとの出会い

私たちは、森林資源の恩恵を受けるのみでなく、有効に活用して植林・育林するという循環型経営を目指し、1995年より植林事業を開始するための研究調査に取り組んでいました。 そんな中、アカシア・マンギュウムとアカシア・アウリキュリフォルミスの自然交雑により偶然できた新種、アカシア・ハイブリッドに出会います。母樹はサバ州のウルククで発見されており、両種の長所を引き継いだ理想的な木です。

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アカシア・ハイブリッドの母樹:
発見当初27年生で高さ約30m、胸高直径75cmの大きさ

 
2.アカシア・ハイブリッドの特徴

アカシア・ハイブリッドは、成長が早いことに加え比重が大きく強度があり、形状は通直で芯腐れがなく15~20年で用材として収穫が可能です。合板用材として理想的な樹種であり、私たちが目指す植林・育林して有効に活用する循環型経営に最適です。

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3.試験・技術研究

2000年より試験植林を開始。アカシア・ハイブリッドの産業植林は世界でも初の試み。一から植林・育林のノウハウを確立するため、合板を生産する関連会社のコシナール工場、アピンアピン、カラマトイの3ヶ所で試験植林を行い、苗木の増殖、苗木の育成、植林後のメンテナンス、材の利用面など最適な方法を研究しています。試験植林は、アカシア・ハイブリッド母樹自生林の所有者であるSAFODA(サバ州森林開発公社)との共同研究です。また、JICA((独)国際協力機構)より技術的、資金的支援を得ています。

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4.事業植林開始

マレーシア・サバ州と合弁で、植林事業会社KM Hybrid Plantation Sdn.Bhd.を設立。多くの協力を得ながら実施してきた試験植林の成果をもとに、アカシア・ハイブリッド事業植林を開始。2004年12月20日、現地マレーシアで植林事業開業式を開催しました。

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調印式

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2010年9月には1,441ha・約149万本の植栽を達成。(※2度の火災に遭い2016年現在746ha)

 
5.品種登録、植林木の活用

2012年9月21日にアカシアハイブリッドの品種登録に成功。マレーシアにおける木本科の第一号登録品種となりました。「SAFODA-KOSHIIAcaciaHybrid-1~19」という登録名で合計19クローンが登録されました。現在、アカシア・ハイブリッドの活用方法として、フローリングや家具など利用への取り組みを進めています。

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品種登録証

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国内での植林


国内12ヵ所に社有林を保有

三重県、兵庫県、大阪府、和歌山県、福岡県、大分県に合計12ヵ所の社有林を保有し運営しています。

伐り出した杉・桧

1979年当時の社有林(大分県)