17,パートナーシップで目標を達成しよう
地産外消の
パートナー
地産外消とは山間部の森林資源を、潜在需要の多い都心部で使ってもらう活動理念です。そのためには都心部の建築物で利用できる木質加工技術が必要です。
コシイには魅力のある、オンリーワンの技術がたくさんあります。
ただいくら技術が魅力的でも使ってもらえなければ価値がありません。直接使ってもらうのは内装工事店さんです。
コシイは内装工事店さんが現場で使いやすいように、施工する立場の目線にたった提案をしています。
速いレスポンス、約束した納期は守る。万が一品質不良がでた場合は全力で対応する、
当たり前のことのようですが日々の積み重ねを心がけています。
2020年度は東日本地域で23社の内装工事店さんと商売をさせていただき、高い評価をもらいました。
西日本地域では各県に営業から納材まで任せられる強力なパートナーがいます。
当地の動きや情報を早く入手し連携して活動しています。また中国の上海に代理店さんがコシイの商品だけのショールームを開設し、
コシイの技術をMade in Japanとして広めてくれています。
海外のパートナー
海外には優れた技術がたくさんあります。その技術を日本にいち早く導入して、日本の気候風土や法規制に合致する形に作り替えるのはコシイの強みの一つです。
2020年度はニュージーランドのTTT社とパートナーシップを締結して、木製浮き基礎の開発を進めてきました。互いに訪問してうち合わせすることが難しいためWeb会議でやるようになりましたがかえって距離の差を意識しなくなりました。
この木製浮き基礎は2025年に予定されている大阪・関西万博に提案中です。採用されれば木製品のリユースの先駆けとして、また日本とニュージーランドの技術交流の成果として会場にて喧伝できます。
おが粉の堆肥化の
パートナー
工場で発生する木のおが粉を近隣の牧場にもっていき牛の寝床にします。数か月かけて発酵したおが粉は堆肥となって農場へ運ばれお米や野菜の肥料となります。
山の資源を無駄にすることなく循環させるこのしくみには、林業、木材産業、収集運搬業、畜産業、農業、の業種の境を超えた連携が必要です。2020年度は以下の取組みが始まりました。
□大阪:越井木材岸和田工場→コバヤシ産業(収集運搬)→宮田畜産→吉田農場
□関東:越井木材関東工場→大熊商会(収集運搬)→椎名牧場(兼農場)
同じ価値観を共有する連携が各地にできることで地域間の啓発も促進され、持続可能な社会と豊かな経済の両立が可能になります。
■おが粉の堆肥化について : SDGs2, 飢餓をゼロに
また、2022年2月には千葉県が主催する「ちばSDGsパートナー」に登録しました。東京出張所のある地元千葉県から発信する活動を促進していきます。
コシイの取り組み
その全てが
集約される
それが私たちの
目指す
「地産外消」
人口の多い都心部での木材利用の促進。また付加価値の高い用途を開発することで、
価値の余剰分を山へ還元して、再植林につなげます。
そして持続可能な循環型の森林資源を次世代へつなげること、それがコシイが目指す「地産外消」です。
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