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防耐火木製外壁 コシフネンD

スーパーサーモ×デュアルウォール工法

防耐火木製外壁
コシフネンD

鉄骨造(S造)建築において、安心に木質化ができないかと悩んでいる方へ
森林と建築をつなぐ 「木質化」の処方箋。
コシイの防耐火仕様シリーズ『コシフネンD』で解決します。
鉄骨造(S造)耐火構造建築に木張りが可能です。

スーパーサーモ×デュアルウォール工法 防耐火木製外壁コシフネンD

耐火性能と地震に対する対策が取られていることが採用の決め手になったとお言葉を頂いています。
スーパーサーモ×デュアルウォール工法『コシフネンD』を採用頂いた設計事務所の声は
下記リンク、旭化成建材株式会社のWebサイト内から

■ヘーベル デュアルウォール+スーパーサーモを採用し、親しみやすい店舗を実現


スーパーサーモ×デュアルウォール工法
「コシフネンD」とは?

越井木材工業株式会社と旭化成建材株式会社が、異なる分野でこれまで培ったノウハウをもとに共同開発し、意匠性、環境性、機能性を兼ね備えた“新外装システム”として誕生しました。

コシイ・スーパーサーモは、合法的に伐採、製材された国産材を利用し、水蒸気式高温熱処理を行うことで耐久性と寸法安定性が高い外装材になっています。長期にわたり、腐れや曲がりを抑え、脱落、損傷を防ぎます。

本製品は「越井木材工業と旭化成建材の共同開発システム」として特許申請済みです。

埼玉りそな銀行 木製外壁

都市部における
「木質化」の課題

木張りをするための建築基準法による制限

個々の建築物の火災による延焼を防止するために、第22条に基づいた地域(22条区域)を定めています。また、都市計画により市街地における火災の拡大を防ぐために、大きな都市の駅周辺など、建築物が密集している地域を防火地域、その周囲に準防火地域が指定されており、各地域、規模及び用途などに応じ、建築物の防耐火構造が規定されています。

防火地域・準防火地域・法22条区域のイメージ

よって、防火地域や準防火地域に建設する場合、また特定の用途や規模を超える特殊建築物では、耐火性能に関する厳格な基準を満たす必要があります。 一定条件が整っていない場合、木張りができない。

耐震性について

防耐火対策に合わせて、地震大国である日本において地震の揺れに対する対策は、建物躯体の損傷を抑え、外装材やサッシの脱落防止を検討する必要があります。

【層間変形角】 建築基準法施行令第82条の2

建築物の地上部分おいて、建築物の層間変形角の制限は、地震力によって各階に生じる水平方向の層間変位(層間変形角)が1/200(地震力による構造耐力上主要な部分の変形によって建築物の部分に著しい損傷が生ずるおそれのない場合にあっては1/120)以内であることを確認することを義務付けています。これは、建物の変形が大きすぎると損傷や倒壊のリスクが高まるため、建物の損傷を防ぎ、安全性を確保するための規定です。

それらの課題をクリアし、都市部の防火対策が厳しいエリアで
「木質化」を安心安全に設計するにはどうすればよいのか?

解決
Solution!

コシフネンDは、なぜ木張りが可能なのか?

コシフネンD(スーパーサーモ×デュアルウォール工法)は、例示仕様(告示)に分類されるALCパネルを用いた工法です(耐火構造)
「建築物の防火避難規定の解説2023.9」耐火構造の外壁に木材を施す場合の取扱い(日本建築行政会議編集)において、可燃材料を張ることができる解釈となっています。
※下記写真はコシイ・スーパーサーモを使用した仕上げ事例

コシイスーパーサーモを使用した木製外装壁事例

耐震性

デュアルウォールの地震時の動きに追従するロッキング構法に対して、化粧材スーパーサーモが、層間変形角に対応し、追従する仕組みを有し損傷・脱落を防ぎ、安全性を高めます。

コシイスーパーサーモを使用した木製外装壁事例

防火性

コシフネンDを採用いただくことで、安心安全に意匠性の高い「木質化」を実現できます!

性能評価について

評価方法および判断基準

面内変形試験(静的)

【実物大試験】 ●1/100で強度上有害な破損がないこと ●1/60で仕上材も含めた脱落がないこと

木製外壁の面内変形試験(静的)

ALCブランド「ヘーベルパネル」の高い耐火性能の耐火・耐久性をベースに、地震時の建物の動きに追従する工法を採用し、スーパーサーモ木外装材の損傷・脱落を防ぎました。
コシイ・スーパーサーモの高い寸法安定性が、反ったり曲がったり、経年により実が外れるなどの不具合が起きにくく、より高い安全性を確保することができます。

寸法安定が高いコシイ・スーパーサーモはこちら

安全性について

ロッキング構法

デュアルウォールの地震時の建物の動きに追従するロッキング構法に対して、コシイ・スーパーサーモが、その層間変形角に対応し損傷・脱落を防ぎ、安全性を格段に高めています。

地震の揺れに追従するロッキング工法のイメージ

意匠性について

本物でしか得られない高い意匠性

屋外で利用されることに求めらる大きな要素は、自然環境に溶け込むシンプルなデザイン性と本物の木ゆえに感じるバイオフィリックな感覚です。 105mm幅の整然とした見た目のなかに、自然な「ゆらぎ」が人にやすらぎを与えます。

コシフネンDの持つ意匠性・環境性・機能性

非貫通式ALCパネル「デュアルウォール」の特徴
詳しくは下記リンク、旭化成建材株式会社のWebサイト内から

■デュアルウォール(特長) / デュアルウォールがかなえる5つの「できること」

環境性について

コシイが考える「サーキュラーエコノミー」

サーキュラーデザイン

設計段階から、点検・補修・交換のしやすい工法と標準サイズでデザインした、この新外装システムは、表面材のビスを取り外し1枚1枚の交換。また、パネルごとのモジュールで取り外し取り付けが可能です。

地産外消

都市部と山間部が共に成長・発展する未来に向けて、私たちは国産木材を使った木製外装材を提案しています。 持続可能な森林資源を活用することや、高い耐久性を付与したコシイ・スーパーサーモを使用することで炭素を長期間貯蔵可能となり、カーボンニュートラルに繋がります。

ウッドエンジニアリングで山間部から都市部へ循環 地産外相の取り組みとは

工事内容について

コシフネンD(スーパーサーモ×デュアルウォール工法)が、その性能を発揮するには正しい施工方法と適切な使用方法が不可欠です。施工の際に十分にご配慮ください。

工事範囲

工事範囲

施工手順

施工手順

仕上げ材施工業者様へお願い

ALC工事後に、2次ピースから外側が木張り工事になります。元請建設会社と工事範囲は、協議の上取り決めてください。

標準的な納まり詳細図

標準的な納まり詳細図(断面図)
標準的な納まり詳細図(斜視図)
森林と建築をつなぐ

【仕様・特徴】

防耐火木製外壁 コシフネンD(スーパーサーモ×デュアルウォール工法 )

■商品名:コシイ・スーパーサーモ
■一般名称:水蒸気式高温熱処理木材
■処理区分:D2 220度 屋外グレード
■樹種:国産材 杉、ひのき等
■認証登録:新技術情報提供システムNETIS登録済みKT-220214-A

【製品スペック】

■製品番号:DWT+15-SLF、 DWT+18-SLF
■樹種:国産材 杉、ひのき等 ■グレード:上小節
■仕上:サンダー仕上げ 相じゃくり ■用途:外装材上げ 相じゃくり
■寸法:15×105×3000(4000)、18×105×3000(4000)

※本製品は「越井木材工業と旭化成建材の共同開発システム」として特許申請済みです。

【この商品に関するお問合わせ】

■SD事業部
□東日本エリア/TEL : 047-395-6321
□西日本エリア/TEL : 06-6685-2064
□E-mail : sd@koshiiwoods.com

防耐火木製外壁 コシフネンD

スーパーサーモ×デュアルウォール工法

コシフネンD

「コシフネンD」のさらに詳しい情報を、PDFファイルで閲覧、ダウンロードすることができます。製品の導入やご検討の際など、ぜひご活用ください。ご不明な点などがございましたら、お気軽にお問い合わせください。

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