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越井木材工業
早わかりヒストリー
創業134年・設立76年を迎えた越井木材工業の歴史を「早わかりヒストリー」としてご紹介します。
常に木材と共に歩み、その新しい価値を創造し続けてきた弊社の軌跡を、より深く理解していただけるきっかけになれば幸いです。
さらに詳しくは沿革をご覧ください。
創業から会社設立まで
■1890年(明治23年)
木製電柱、鉄道の枕木の防腐処理で創業。
■1900年(明治33年)
大阪・富田林にブッチェリー法による日本初の木材防腐工場を開設。
■1931年(昭和6年)
大阪市西成区津守町にクレオソート油加圧注入防腐工場を建設。
■1948年(昭和23年)
越井電柱木材株式会社を設立。戦後には電柱木材の納入は全国に拡がり、枕木も国鉄のみならず関西の各私鉄に及んだ。
電柱・枕木から住宅へ
■1958年(昭和33年)
戦後の人口増に伴う住宅供給に木材供給が追い付かず、電柱がコンクリートに移行し始め、越井木材電柱は存続の危機に立たされる。
■1964年(昭和39年)
スウェーデン・ボリデン社の木材防腐防虫剤「ボリデンK33」の日本総販売権を取得し、住宅メーカーに防腐処理をした土台の販売を開始。
■1970年(昭和45年)
西ドイツ・ボーデ社とログハウス『ヨーデルハウス』の技術提携を開始。翌年には日本で初めてログハウス工法(校倉工法)の評定を受ける。
■1973年(昭和48年)
防腐薬剤部門を分離し、株式会社コシイプレザービングを設立。
様々な商品開発に邁進
■1977年(昭和52年)
アメリカ・シカゴのMET-L-WOOD社と技術提携し、コンテナ用のドアの製造販売を始める。
■1981年(昭和56年)
アメリカ向け地下鉄車両の構造用複合パネルの生産を開始。
■1985年(昭和60年)
外壁用の防火木材の開発に着手し88年に『コシフネン18』を販売開始。マレーシアに合板製造のペルサハーン・コシナール社を設立。
■1989年(平成元年)
ニューヨークに電車用パネル製造のアメリカ現地法人KOSHII AMERICA INC.を設立。
アメリカ・アーカーデッキと技術提携しウッドデッキの販売を開始。
持続可能な
モデルへの取組み
■2000年(平成12年)
マレーシアにて早生樹アカシア・ハイブリッドの試験植林を開始。
■2001年(平成13年)
アカシアを使ったトラック用床板の開発を開始。
■2002年(平成14年)
マレーシア・サバ州においてアカシア・ハイブリッドの試験植林が採択される。
■2003年(平成15年)
大阪本社にアカシア床板集成材工場を新設。
■2004年(平成16年)
マレーシアにて現地法人を立ち上げ、アカシア・ハイブリッドの植林事業を開始。
2010年には1,441ha・約149万本の植栽達成、2012年にはマレーシア初の木本科の品種登録に成功する。
国産材の利用拡大・
「地産外消」の実現へ
■2006年(平成18年)
水蒸気式熱処理木材『コシイ・スーパーサーモ』製造販売開始。
■2009年(平成21年)
中国・上海に中国市場開拓室を設置。
■2010年(平成22年)
「国産材を活用したヒートアイランド対策協議会」を設立。木製外装のヒートアイランド現象抑制効果について実証。
同年、「公共建築物等における木材の利用の促進に関する法律」が成立。「地産外消」を理念として都市部や公共建築物などにおける国産材活用に取り組みはじめる。
■2011年(平成23年)
国産材サーモウッドの木製サッシ『Kikoのまど』製造販売開始。
■2019年(令和元年)
建築現場から排出される二酸化炭素の量を減らし、また建物の解体時に材料をリユースできる
『木製浮き基礎工法』の開発を開始。
■2020年(令和2年)
潮解・白華現象を大幅に低減した新しい防火木材
『スーパーDパネル』の販売を開始。
■2021年(令和3年)
建築現場への配送を効率化させる現場配送システム『BUILD BASE(ビルドベース)』をスタート。
■2021年(令和3年)
国産材を安定的に供給する新しいサプライチェーン『KISM(キズム)』をスタート。
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